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竹で炭、作ってみました

氷見にたくさん生えている竹で炭を作る
炭って作ったことありますか?
突然ですが、炭って作ったことありますか?わたしはありません。
BBQなどで使うことはあっても、作ろうという発想にはなかなかならないものです。
ましてや、「竹で炭をつくる」なんて思いつかないわけです。
先日、なかなか体験できない竹炭つくりをしてみました。
これが作った竹炭です。
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竹炭をつくる
そもそも木炭さえ作ったことないのに、竹炭なんてどうやってつくるんだろう。
しかし、そのやり方は意外と簡単なものでした。
こんなUFOみたいなものを使います。
これは「無煙炭化器」というようです。
参考URL :http://moki-ss.co.jp/index.php?id=13
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ひたすら竹を入れて燃やす
説明の必要はほとんどありません。
このUFOの中に竹を入れて火をつけるだけです。
そもそも竹って燃えるの?っていう考えが浮かびましたが、
今回は乾いた茶色の竹を使ったということもあり、あっというまにボーボー燃えはじめました。
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おー!
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燃えている間にどんどん竹を切って火の中に投げ込んでゆきます。
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だいたい15~20分ぐらい火に竹を入れ続けていくと、自然に火が弱まってきます。
空気が回らなくなってくるからだそうです。
そっか、このUFOはちゃんと空気がまわるような形になっていたのか!
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これで完成。
この日は5ラウンド実施しました。たくさんの竹炭が誕生しました。
そして竹炭は何に使うか
そもそもこんなに竹炭を作って、いったい何に使えるのだろうと思った方もいるでしょう。
ここで少し紹介します。
■ 除湿・消臭
除湿と消臭に効果があるみたいです。
ロックさんのご自宅でも使われていて、床下にたくさんの竹炭を入れているそうです。
これから迎える梅雨も心強いですね。
(ロックさんのおうちの記事はこちら「床張りワークショップレポート」)
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(イメージ)
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わたしの家でも、陶器に入れておいてみました。うーん、悪くない! 
古いマンションなので下水のにおいが少し気になっていたのですが、気にならなくなった気がする…!
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■土壌改良
竹炭はアルカリ性なのだそうです。なので酸性化してしまった土に撒くと中和されて土壌がよくなるのだとか。
なるほど、試してみたい。
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■BBQ
ここで王道「バーベキュー」に挑戦だ!
実はどれだけ竹炭を調べても「バーベキュー」の文字はほとんど出てきません。
おそらく木炭に比べてやわらかくてもろく、火力としてはとても弱いからでしょう。
確かに焼き鳥で使われる備長炭がかっちかちに硬いのとは全然性質が異なります。
とはいえ使わなくては何もわかるまいということで、さっそくBBQに使ってみました。
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どうでしょう、火力はまあまあある気がします。
野菜がゆっくり焼けておいしく食べられそうな気がします。
ただ分厚いお肉をたくさん焼くにはすこし不十分に感じられるかもしれません。
また木炭に比べてどんどん灰になっていくため、頻繁に炭を足していく必要があります。
竹炭が気になる
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氷見の山にあるたくさんの竹。
竹林も木と同様、間伐をしていかないとだんだんと荒れてしまいます。
なので定期的に切る必要があるのですが、切ったところで使いみちがいまいちよくわからないので
あまり手入れされないということもよく聞きます。
使いみちが見つかれば、そんな悪循環も解消されるかも…!
もし竹炭が気になった!という方はお気軽にお問い合わせください。